発達腎におけるアポトーシス細胞の観察とその除去機構

元データ 日本小児腎臓病学会

概要

 マウス発達腎およびヒト胎児腎において,アポトーシスとそれらを除去する細胞について検討した。発達腎において主にnephrogenic zoneにアポトーシスが認められた。その局在はcomma-shapeあるいはS-shape糸球体に近接して認められた。胎児期において,在住マクロファージはすでにnephrogenic zoneを含めた腎全体に分布していた。nephrogenic zoneにおけるアポトーシスの大部分が在住マクロファージにより貪食されていた。マウス発達腎およびヒト胎児腎では在住マクロファージがアポトーシスの除去機構において重要な役割を果たしているものと考えられた。

著者

田中 弘之 日本小児内分泌学会薬事委員会
清野 佳紀 旭川医科大学 小児科
安井 雅人 岡山大学 小児科
田中 弘之 岡山大学 小児科
清野 佳紀 岡山大学 小児科

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