「薬学教育と薬剤疫学タスクフォース」報告書 : 薬学教育の中の薬剤疫学の位置づけに関するアンケート調査
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
For the purpose of pharmacists to be able to be more involved clinically, the pharmacy education system in Japan was revised in April 2006 and the term length of pharmacy education was extended from 4 years to 6 years. The Japanese Society for Pharmacoepidemiology is deeply concerned about the new curriculum which will be adopted for the 6-year course, especially the handling of pharmacoepidemiology education. Two questionnaire surveys were sent to the dean of all schools of pharmacy to inquire whether they lecture pharmacoepidemiology and, if not, what study in pharmaceutical sciences would be most closely related to pharmacoepidemiology. The surveys were conducted just before and just after the introduction of the new system, in October 2005 and July 2007. The recovery of the first and second survey were 90% and 76%, respectively. In the first survey only 17 universities (31%) had lectures on pharmacoepidemiology but in the second survey 31 universities (57%) did, and in 55% of these 31 universities the lecture was required. The result indicates that the understanding of professors of pharmacy school regarding the lecture have been gradually promoted and they feel that pharmacoepidemiology is going to be considered to be one of the essential lectures in pharmacy education in Japan. However, many responders indicated that pharmacoepidemiology was still an immature field of study and there are few appropriate textbooks and no teaching experts, and therefore, the society should take these matters into reconsideration.
- 日本薬剤疫学会の論文
著者
-
折井 孝男
NTT東日本関東病院薬剤部
-
津谷 喜一郎
東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学講座
-
折井 孝男
日本薬剤疫学会
-
後藤 伸之
名城大学薬
-
山村 重雄
城西国際大学薬学部
-
政田 幹夫
福井大学医学部附属病院薬剤部
-
橋口 正行
慶應義塾大学薬学部医薬品情報学講座
-
橋口 正行
日本薬剤疫学会
-
景山 茂
東京慈恵会医科大学薬物治療学研究室
-
三田 智文
東京大学大学院薬学系研究科
-
北澤 式文
慶應義塾大学病院薬剤部
-
北澤 式文
前・帝京平成大学薬学部
-
海老原 格
くすりの適正使用協議会
関連論文
- P1-418 病院情報システムに有するTDM実施時間活用上の問題に関する研究(一般演題 ポスター発表,感染制御(その他),医療薬学の創る未来 科学と臨床の融合)
- O9-010 薬・薬・精神科連携 : 地域におけるグループ服薬支援を目指して(一般演題 口頭発表,がん薬物療法/薬薬連携/薬学教育/地域・在宅医療,医療薬学の創る未来 科学と臨床の融合)
- エスニック・ディファレンスからエスニック・シミラリティへ(誌上シンポジウム)
- オタワ声明 Part1 : 人を対象とした健康関連介入試験のプロトコール情報と結果の国際的登録に関する原則
- 01P3-183 「病院薬剤部門の現状調査」解析による病院薬剤師適正配置の検討(その他,医療薬学の扉は開かれた)
- 温泉による運動器疼痛の治療効果に関する非ランダム化比較試験のシステマティック・レビュー
- 臨床研究と疫学研究における論文の質を高めるための国際動向 : 人を対象とした研究デザインのエビデンス・グレーディング
- 温泉に関する研究の質を高めるためのチェックリストや声明の活用の意義 : 疫学・臨床研究のエビデンス・グレーディングと研究デザイン
- 中高年者の健康増進を目的としたランダム化比較試験による運動・生活指導介入のシステマティック・レビュー : 介入研究の課題と介入モデルの検討
- 温泉の治療と健康増進の効果に関する無作為化比較試験のシステマティック・レビュー
- フェンタニルパッチ投与における血清アルブミン値モニタリングの有用性
- 病院・チーム医療における薬剤師のあり方に関する研究
- 処方オーダリングシステムの入力方法と操作性における問題点 : 医師に対するアンケート調査
- 適正管理を目指した医薬品管理システムの構築とその評価
- 気管支喘息患者のステロイド吸入に及ぼす最大吸気流速と吸入手技の影響
- P-104 気管支喘息のステロイド吸入剤治療に関する医療薬学的検討
- 塩酸バンコマイシン(VCM)のレトロスペクティブな使用実態調査による副作用・有効性に影響を及ぼす因子の検討
- 欧米におけるジェネリック医薬品政策の現状からわが国が学ぶべきこと
- 医薬品適正使用のためのWeb情報資料の統合化による総合的な医薬品情報資料の活用支援システム
- 漢方薬RCTの構造化抄録におけるコメント記載の改善 : 第2回エビデンスレポート・タスクフォース・ワークショップ報告
- 総合討論(漢方のEBMはどうあるべきか,学会シンポジウム,第57回日本東洋医学会学術総会)
- 漢方のEBMはどうあるべきか
- 三叉神経痛患者におけるカルバマゼピン服用によるめまい, ふらつきの発現状況の調査と薬物動態学的解析
- 循環器系薬剤を中心とした看護師の医薬品に関する理解度調査
- ファーマコゲノミクスの薬物治療への応用に関する市民の意識調査
- P-261 経管投与患者に投与する薬物の安定性に関する研究 : 簡易懸濁法と粉砕法の比較(12.調剤・処方管理、オーダリング(注射剤含む)2,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 評価者からの提言--病院薬剤師の立場から (特集 薬学共用試験OSCEとは)
- 世界のなかの日本の臨床試験登録公開システム設立へ : UMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR)2005年4月からサービス開始
- P-529 海外と日本における抗菌剤の使用実態調査に関する検討(2) : 使用状況の比較(4.薬剤疫学・5.医薬品情報・データベース3,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-528 海外と日本における抗菌剤の使用実態調査に関する検討(1) : 調査方法の比較(4.薬剤疫学・5.医薬品情報・データベース3,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-216 人工弁心内膜炎に対するトブラマイシン長期投与の一症例
- P-3 アミオダロン用量がジゴキシン血中濃度へ及ぼす影響の検討
- 高齢者心不全におけるCarvedilolの治療の検討
- P-123 季節性アレルギー性鼻炎の処方動向調査
- P-215 医薬品情報比較データベースとアニメーションを複合させた医薬品情報システムの提案
- 2002年の保険非収載医薬品
- 20I-08 グラマリール^[○!R]細粒の経管投与における主薬回収率の検討(栄養管理・NST・薬物療法(高齢者),来るべき時代への道を拓く)
- 20I-07 経管投与における酸化マグネシウム併用時のアスピリンの安定性の検討(栄養管理・NST・薬物療法(高齢者),来るべき時代への道を拓く)
- 簡易懸濁法におけるプラバスタチン製剤の先発医薬品と後発医薬品の比較検討
- Helicobacter pylori 除菌療法のラベプラゾールナトリウムと抗生剤2剤の2週間投与による消化性潰瘍の治癒効果
- 「薬学における薬史学教育」に関する2005年アンケート調査
- P-298 IT 時代に対応した医薬品情報の構築(第 4 版) : 医薬品インタビューホームのデータベース化の試み
- 30-P2-163 施設内ネットワークシステムを用いた電子化インタビューフォームの情報提供に関する研究(医薬品情報,社会の期待に応える医療薬学を)
- 病院薬剤師の疑義照会による結果に関する研究
- 在宅(訪問)診療におけるBPSDへの対応と課題 (特集 さまざまな治療場面におけるBPSDへの対応と課題)
- 「薬学教育と薬剤疫学タスクフォース」報告書 : 薬学教育の中の薬剤疫学の位置づけに関するアンケート調査
- 2000年に日本で報告されたRCTの内容
- P2-535 地域連携に基づく患者安心ロードの構築を目指して : 宇和島地区での精神科領域における取り組み(一般演題 ポスター発表,地域・在宅医療・薬薬連携,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- 多施設臨床試験における審査の効率化を目的とした Central Institutional Review Board (CIRB) の構築
- 臨床試験の効率的な実施と研究を目的とした Academic Research Organization (ARO) の構築
- P-334 薬学生・薬系大学院生を対象とした医薬品情報学の実習・演習・講義への効果についての検討(17.薬学教育・生涯教育(認定)4,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 21-P1-018 薬剤業務における関連通知文書の早期入手の必要性 : 医療現場への影響(医薬品情報,来るべき時代への道を拓く)
- 30-P2-188 米国産ウシ由来原材料使用医薬品等の情報の収集に関する研究(医薬品情報,社会の期待に応える医療薬学を)
- 30P2-051 法令等データベースシステム検索に関わる問題点の検討(医薬品情報・データベース,医療薬学の扉は開かれた)
- 30P2-032 安全性情報収集のための情報提供システムのあり方に関する研究(医薬品情報・データベース,医療薬学の扉は開かれた)
- 「医薬品等の回収情報」に関する調査・研究 : 遡及調査の影響
- P-125 安全対策情報の入手手段に関する研究(5.医薬品情報・データベース2,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-68 医薬品等の回収情報に関する調査研究 : 遡及調査の影響(4.医薬品情報・データベース,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- 病院情報システムに蓄積された薬剤データの薬剤疫学的手法を利用した医薬品適正使用研究
- 医療機関における電子タグを利用した医薬品のトレーサビリティシステム : 医薬品のライフサイクルマネジメントに関する研究(医療の効率化)
- 30-P2-54 簡易懸濁法における主薬の安定性 : 先発品と後発品の比較(調剤,社会の期待に応える医療薬学を)
- 簡易懸濁法による薬剤経管投与時の主薬の安定性の検討
- 30-C-12 簡易懸濁法による薬剤経管投与時の主薬の安定性の検討(調剤・処方管理、オーダリング(注射剤含む),医療薬学の扉は開かれた)
- がん薬物療法における薬剤師による処方鑑査の有用性
- 30-P2-126 患者のQOL向上を目指した産婦人科領域におけるファーマシューティカル・ケア(薬剤管理指導,社会の期待に応える医療薬学を)
- 電子カルテシステムとがん化学療法の薬学的安全管理 (特集・がん化学療法と薬学的安全管理)
- P1-333 FOLFOX・FOLFIRI±Bevacizumab療法におけるAprepitantの使用状況と有用性(一般演題 ポスター発表,癌薬物療法(副作用対策),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- がん化学療法における骨髄抑制への対策の実態--ASCOガイドライン適合性の検討
- P1-157 FOLFOX、FOLFIRI療法の用量調節に関する研究(一般演題 ポスター発表,がん薬物療法(入院化学療法),医療薬学の創る未来 科学と臨床の融合)
- 30-P1-1 がん化学療法における処方鑑査の有用性(がん薬物療法,社会の期待に応える医療薬学を)
- 20-P2-CJK16 ICTの利活用による医薬品適正使用のための薬剤情報のあり方に関する研究(来るべき時代への道を拓く)
- 30-P2-160 情報の非対称性をなくすための医薬品情報の利活用に関する研究(医薬品情報,社会の期待に応える医療薬学を)
- P-543 医薬品情報の伝達及び提供のインターネット化に関する研究(5.医薬品情報・データベース4,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-551 褥瘡対策チームにおける薬剤師業務の確立
- 薬剤管理指導業務の質向上のための段層別問題解決ワークシートの作成と評価
- 座談会 てんかん治療における 情報の共有と連携による患者サポートの強化 (処方の教室 てんかん)
- P-605 薬薬連携における段階的教育ツールの開発(17.在宅医療・医薬分業,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-257 電子カルテによる TDM 解析評価依頼システムの構築
- 使用成績調査データベースを利用した高血圧患者における不眠症発症要因に関する検討
- 医薬品医療機器情報提供ホームページ (特集 新人薬剤師のための現場で役立つ情報収集・活用術) -- (薬の情報)
- 新薬プロファイル(新連載・第1回)PK-PD理論の投与設計に基づいた抗菌薬
- 30-P2-162 散在するインタビューフォーム等医薬品適正使用情報資料の統合化によるアクセス容易な総合医薬品情報活用支援システムの研究開発(医薬品情報,社会の期待に応える医療薬学を)
- 医薬品添付文書情報の解析
- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)の基礎知識,その特徴 (特集 最新 臨床で役立つ薬の知識)
- 医療用医薬品と一般用医薬品の基礎知識,その特徴 (特集 最新 臨床で役立つ薬の知識)
- Continuing Education 生涯教育シリーズ ナースが知っておくべき最新薬物情報 情報技術を利用した医薬品情報の保健・医療・福祉への貢献
- 患者のQOL向上と薬剤師の関わり(PART 2)服薬指導と病棟活動(54)患者のQOL向上を目指した産婦人科領域における薬剤師の取り組み
- 癌化学療法に関わる薬剤師の役割 : 質の高い情報提供の試み
- P-561 進行子宮頸癌に対する化学・放射線同時併用療法への薬剤師の関与(6.服薬指導(入院・外来)6,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 薬剤管理指導業務の効果とその評価
- P-257 産婦人科におけるファーマシューティカル・ケアの実践 : 癌化学療法の情報提供に関わる薬剤師の役割
- P-59 電子カルテ導入後の婦人科におけるファーマシューティカル・ケア
- S10-4 製薬企業と医療機関の情報連携を考える : インターネットサイトで公開する薬剤師に役立つ情報(指定講演,医薬品の情報連携を考える-大学・地域薬局・病院等-,(10)医薬品情報1:薬・薬連携での医薬品情報を考える,3.情報を集め、評価し、活かしていく,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-386 保険薬剤師のためのフォローアップ教育のあり方に関する研究 : インターネットを活用した教育システム
- 薬剤部が受審に向けて構築した体制の実際 (特集 患者安全と医療の質改善は"医療の根幹" JCI受審の決断から組織が変化するまでのプロセス--NTT東日本関東病院のチャレンジ)
- 情報の非対称性をなくすための医薬品情報の役割 (特集 新人薬剤師のための現場で役立つ情報収集・活用術)
- 30P2-040 医薬品の高度な利活用に向けたインターネットを用いた情報の提供(医薬品情報・データベース,医療薬学の扉は開かれた)
- 臨床論文データを薬剤業務で活用するための生物統計学の必要性と理解 (特集 薬剤師に求められる統計学の基礎知識--臨床試験からEBMの実践まで) -- (薬剤師が活用する統計学的知識)
- P-0564 病院における医薬品ライフサイクルマネジメントに関する研究(一般演題 ポスター発表,医薬品情報・データベース,Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
- P-0650 スタチン系薬剤に関する薬剤疫学研究(JSS) : ケースの評価方法(一般演題 ポスター発表,薬剤疫学・医療経済,Enjoy Pharmacists' Lifestyles)