簡易懸濁法による薬剤経管投与時の主薬の安定性の検討
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概要
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A simple suspension method has been developed for the administration of tablets and capsules by tube in which the tablets or capsules are allowed to disintegrate in hot water (55℃) without grinding or opening. However, since the stability of drugs at 55℃ has been a matter of concern, in the present study, we investigated drug stability for 8 agents which are frequently administered by tube. Recovery was compared between the simple suspension method and the conventional crushing method, and the stability of each drug after making suspensions of several drugs at the same time was also investigated. For the simple suspension method, the recovery of each drug was nearly 100% at 10min and 2 hrs after making the suspensions. Recovery was also almost 100% on making a suspension of 3 agents at the same time. However, by the conventional crashing method, recovery for some drugs was less than 90%, with that for zonisamide being as low as 59%. This could be due to the adherence of drugs during the grinding, mixing and packaging processes. In conclusion, the simple suspension method was considered to be a valid method of suspension since the tested drugs were stable in hot water at the temperature used for the simple suspension method. It was also considered to be valid in terms of reduced variability in the actual dosage compared with the conventional crushing method.
- 日本医療薬学会の論文
- 2006-11-10
著者
-
杉山 清
星薬科大学薬動学教室
-
折井 孝男
NTT東日本関東病院薬剤部
-
折井 孝男
日本薬剤疫学会
-
杉山 清
星薬科大学実務教育研究部門
-
五十嵐 信智
星薬科大学薬動学教室
-
倉田 なおみ
昭和大学薬学部薬学教育推進センター
-
伊藤 清美
星薬科大学薬動学教室
-
望月 俊秀
星薬科大学薬動学教室
-
矢野 勝子
星薬科大学薬動学教室
-
矢野 勝子
星薬科大学薬動学教室:ntt東日本関東病院薬剤部
-
伊藤 清美
星薬科大学 薬動学教室
-
竹澤 崇
星薬科大学薬動学教室
-
折井 孝男
Ntt東日本 関東病院
-
倉田 なおみ
昭和大学附属藤が丘リハビリテーション病院
-
倉田 なおみ
昭和大学附属藤が丘リハビリテーション病院 薬局
-
倉田 なおみ
昭和大学薬学部薬剤学
-
折井 孝男
Ntt東日本関東病院 薬剤部
-
倉田 なおみ
昭和大学薬学部
-
杉山 清
星薬科大学
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