長期隔離飼育マウス脳の無拘束マイクロダイアリシス法
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概要
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神経伝達物質遊離を無麻酔,無拘束下で測定することが可能である脳マイクロダイアリシス法は中枢神経系薬物の作用機構の解析に最も有用な方法論の一つである.本手法は,液体クロマトグラフィーの技術進歩により,現在では同一部位の複数の神経伝達物質を同時に定量することを可能にしている.我々は長期隔離飼育マウスの異常行動の神経科学的基盤について,そして本病態モデル動物に対するセロトニン神経系薬物の作用機構について本手法を用い検討している.本稿では,長期隔離飼育マウスの特徴,本マウスでの脳マイクロダイアリシス法の実際について紹介する.
- 社団法人 日本薬理学会の論文
- 2003-08-01
著者
-
吾郷 由希夫
大阪大学大学院薬学研究科複合薬物動態学分野
-
松田 敏夫
大阪大学大学院薬学研究科複合薬物動態学分野
-
松田 敏夫
大阪大学大学院薬学研究科複合薬物動態
-
松田 敏夫
阪大(薬)薬理学
-
松田 敏夫
大阪大学大学院薬学研究科複合薬物動態学
-
松田 敏夫
大阪大学大学院薬学研究科
-
吾郷 由希夫
大阪大学大学院薬学研究科薬物治療学分野
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