蓄熱微粒子-水系スラリーのキャピラリー内伝熱特性
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概要
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潜熱蓄熱材をマイクロカプセル化した微粒子を水に分散させた,いわゆる蓄熱微粒子スラリーのキャピラリー内伝熱特性を実験的に検討した.まず,蓄熱微粒子スラリーの密度,熱伝導度,比熱などの物性値を測定することで蓄熱微粒子自体の物性値を把握した.また,キャピラリー内流動実験から蓄熱微粒子スラリーが指数法則流体であることを確認し,スラリーの見掛け粘度を求めた.次に,蓄熱微粒子スラリーのキャピラリー内伝熱実験を行い,蓄熱微粒子が相変化を起こすことで熱伝達係数が最大2倍程度大きくなることを確認した.また,測定した物性値を適切に用いて各無次元数を定義することで,スラリーの熱伝達係数が既往の無次元相関式で良好に表示可能なことを示した.
- 2008-01-20
著者
-
門叶 秀樹
山形大学工学部 物質化学工学科
-
原田 英二
山形大学工学部 物質化学工学科
-
栗山 雅文
山形大学工学部 物質化学工学科
-
門叶 秀樹
山形大学大学院理工学研究科 物質化学工学専攻
-
原田 英二
山形大学大学院理工学研究科 物質化学工学専攻
-
栗山 雅文
山形大学大学院理工学研究科 物質化学工学専攻
-
原田 英二
山形大学工学部 化学工学料
-
栗山 雅文
山形大学工学部 化学工学料
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