国内の農場犬および浮浪犬におけるLeptospira interrogans血清型GrippotyphosaおよびPomonaの抗体保有状況の疫学調査
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概要
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2004年から2007年にかけて11都道府県の牛および豚飼育施設周辺で飼育されていた犬79頭および浮浪犬151について顕微鏡下凝集試験(MAT)法を用いてレプトスピラ2種(血清型Grippotyphosa (Lg)および、Pomona (Lp))の血清抗体価を測定した。Lg抗体陽性を示したのは農場犬79頭中2頭(2.5%)および浮浪犬151頭中31頭(20.5%)であり、Lp抗体陽性は農場犬79頭中2頭(2.5%)および浮浪犬151頭中26頭(17.2%)であった。本調査の結果から4府県の牛または豚飼育施設周辺で飼育されていた犬および浮浪犬でのLgおよびLpの浸潤が確認された。
- 日本家畜衛生学会の論文
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