大学1年生のアセドアルデヒド脱水素酵素2表現型と飲酒についての意識調査 : 約10年間の動向
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概要
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雑誌掲載版イッキ飲みによる急性アルコールによる死亡例が出るなど,飲酒は今なお大学生にとっては重大な健康問題である。そこで,1年生に対してアルコールへの強さについての体質を自覚してもらう調査と,アルコールに対する意識調査を実施し、あわせてアルコールと健康についての講義を実施した。調査結果を先行調査と比較し,約10 年の動向について検討した。約半数に飲酒経験があり,高校生の調査と同様であった。飲酒頻度は先行調査から減少していた。TAST,パッチテストで調べたアルコールの強さの分布は先行調査とほぼ同じであった。イッキ飲み,イッキ飲ませ体験は,先行調査から明らかに減少していた。意識調査では,多くの学生が適切なアルコールとの付き合い方を理解していることが確認できた。調査と講義の結果,アルコールとの適切な付き合い方をほぼ確認してもらえたと考える。今後も新入生に対し実施することが必要である。
著者
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