圧縮法を導入した薬剤注入法による木材の改質(2)
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概要
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板目表面から厚さ方向に1mm以上の染色を目標に、スギ辺材板目板をあらかじめロール式プレスで圧縮処理した後、染料溶液に浸せきした。染料は、木材内部への浸透性が異なる2種類を水に溶解して使用した。その結果、圧縮率が高いほど、また浸せき時間が長いほど、吸収量は増加し、木材内部への染料の浸潤度も高くなった。吸収量が約300kg/m3以上の場合、目標とした板目表面から厚さ方向に1mm以上の染色が達成できた。しかし、圧縮率が高いほど、圧縮時の材の巨視的な割れと、処理後に残留する反りが顕著となることから、今回検討した範囲では、「圧縮率30%、浸せき時間3日間」が最適な処理条件と判断した。
- 奈良県森林技術センターの論文
- 2005-03-00
著者
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