兵庫県但馬沿岸域におけるヒラメの資源特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1996年から2002年に,兵庫県但馬沿岸域で漁獲されたヒラメの耳石を用い,年齢と成長を調べた。耳石の不透明帯は年1回2~6月に形成され,但馬沿岸域で漁獲されたヒラメでも,耳石輪紋数から年齢が雄定できることが確認された。成長式は,雄:Lt=680{1-e-0。272(t+0。95)},雌:Lt=840{1-e-0。255(t+0。62)}で,全長―体重関係式は,雌雄:BW=2。99・10-6・TL3。202であった。ここで,t:年齢,Lt:t歳時の全長(mm),BW:体重(g),TL:全長(mm)である。産卵盛期は4~5月,漁獲加入年齢は満1歳,また成熟年齢は雌雄とも満2歳と推定された。性比は全長450mm以上で雌に偏っていた。
- 兵庫県立農林水産技術総合センターの論文
- 2005-11-00
著者
関連論文
- 日本海西部兵庫県沖におけるソデイカ漁獲の分布と水温との関係
- 播磨灘におけるスズキLateolabrax japonicusの食性
- 播磨灘の小型底曳網で漁獲されるマアナゴの全長組成の季節変化と目合拡大による資源管理の可能性
- 飼育条件下におけるマアナゴの成長 (特集 みんなが注目する養殖関連の新研究)
- 播磨灘北東部の小型底曳網で漁獲されるマアナゴの水揚げサイズ
- 飼育条件下におけるマアナゴの成長
- 兵庫県但馬沿岸域におけるヒラメの資源特性
- 兵庫県但馬沿岸域におけるソデイカ釣り漁業のCPUEの比較検討
- 配合飼料(EP)単独給餌によるマアナゴの飼育
- 日本海西部で漁獲されたソデイカThysanoteuthis rhombusの外套長-体重関係