サケ科魚類細菌性疾病対策試験（平成13年度～平成17年度）
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概要
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栃木内のサケ科魚類に発生する細菌性疾病には、せっそう病･ビブリオ病･冷水病がある。これらの疾病の治療には、水産用医薬品が使用されている。しかしながら、医薬品の使用により薬剤耐性株が出現する可能性があり、的確な魚病指導を行うためには細菌の薬剤感受性について把握しておくことが必要である。そこで、本試験では、これら細菌性疾病の養殖現場での発生状況と分離菌株の薬剤感受性を調査し、魚病指導にかかるデータを蓄積した。また、近年、薬剤で治療困難な連鎖球菌症の発生が多くなり、防疫を強化する必要がある。そこで、連鎖球菌症原因菌の分離及び環境中における菌の生存について試験を実施した。
- [栃木県水産試験場]の論文
- 2003-03-00