冷水病対策試験(平成11年度)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アユの冷水病のヨード剤等による防疫についての検討が必要であると思われることから、今回は、ヨード剤の消毒がアユ発眼卵に及ぼす影響について試験を実施した。第1回試験の試験結果から、イソジン液の200倍希釈液でアユ発眼卵を消毒した場合、5分間の消毒でも卵への影響があるものと考えられた。第2回試験の結果から、400倍希釈のイソジン液で5分及び10分の消毒でも、明らかにアユ卵に影響があることが分かった。以上の結果から、マス類と同じ条件(200倍、15分)では、イソジン液でアユ卵を消毒することができないことが分かった。
- [栃木県水産試験場]の論文
- 2001-03-00