地域特産マス類養殖技術開発試験
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概要
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平成13年度はニッコウイワナ0年魚、1、2年魚の飼育管理及びヒメマスの孵化及び飼育を行った。2年魚は採卵用親魚として、水温が制御できる成熟制御池で養成したが、濾過糟の不都合により数尾を残して事故死してしまった。0年魚の飼育はその後順調に推移した。天然由来のイワナの継代飼育を行うと、斑点の大型化に裂け尾の問題が生じた。ヒメマスの導入した発眼卵は、「採卵親魚へのエリスロマイシン投与による垂直感染防止効果試験」の発眼卵である。孵化後のヒメマスからは、BKD原因菌は分離されていない。現在、発病もなく、飼育継続中。
- [栃木県水産試験場]の論文