ペヘレイ養殖試験
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概要
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ペヘレイ種苗を効率的に生産するには、ぺヘレイふ化仔魚の放養を短期間で行うことが望ましい。本年度は、ふ化放養を短期間で完了させることで、ペヘレイ0年魚の生残率、成長率がどのように変化するかを把握することを自的とした。採卵数が短期間ではまとまらず、22日間の長期に及んでしまった。5月11日に親魚の成熟度の調査を行った結果、GSI(生殖腺指数)はオス、メスとも低い値であると思われた。成熟期におけるビタミンEの不足はオスの生殖腺の発達に影響を及ぼしたものと考えられた。試験終了時の0年魚取上結果は生産量は約450kgとなり、生残率は23%であった。
- [栃木県水産試験場]の論文