冷水魚細菌性疾病対策試験
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概要
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飼育水の減少に伴い,循環濾過し再利用する場合,汚濁物質と魚病原因菌の混入が問題となる。そこで,木炭と紫外線殺菌灯を併用し,水質浄化および殺菌効果について試験を実施した。試験区 表1に示すとおり1)濾過材および紫外線殺菌灯使用区 2)同材料不使用区(対照区)の2区とした。濾過材は市販木炭50kgを,殺菌灯は市販紫外線殺菌灯15W,1本を使用した。浸漬感染においては明らかに,使用区と対照区では死亡率で差があり,水質においても,B。O。D。で使用区では対照区に比較し,最少値及び最大値において約30%減となっていた。以上のことから,効果が認められる結果であった。
- [栃木県水産試験場]の論文