鬼怒川水系川治ダムにおける水質ならびにプランクトンの季節変化と年変化
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概要
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1988年から1993年にかけて,鬼怒川水系川治ダムにおいて水質ならびにプランクトンの季節変化と年変化を調査した。水温,溶存酸素量(%),pH値はこのダム湖で増殖が期待されているヤマメやイワナの生息環境としては特に不都合はないように思われた。しかし,透明度は著しく低かった。プランクトンの種組成ならびに量は年変動が激しく,この原因として春から初夏にかけての水位低下に伴って生じる流入部および湖岸の浸食による低い透明度の影響が考えられた。
- [栃木県水産試験場]の論文