気象変動に強い良質米の安定栽培法
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概要
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気象変動に強い栽培法として各種技術を整理したが,これらの技術が稲に及ぼす効果については共通する場含も多く,大別すると(1)稲体の澱粉蓄積の増加,(2)根系の活性向上や根圏の拡大となる。(1)については,深水かんがい(千葉ら2009),堆肥施用(天野ら1984),疎植(平野ら1998),品種(森田ら2008)などが関連することが報告されており,(2)については,掛け流しによる地温低下(長田ら2005),堆肥施用による根の機能向上(天野ら1984),深耕による根圏拡大(山口2007)などの関与が推察される。このような各種技術の効果を理解した上で技術を組み立てながら体系化していくことが重要となると考える。
- 日本醸造協会の論文
- 2012-03-00
日本醸造協会 | 論文
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