北大東島におけるテリハボク幼齢林の生育状況について
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概要
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北大東島で実施しているテリハボク防災林の生育状況をまとめると次のとおりである。無施業区のテリハボク林は、実生後数年では、競合し、密度効果が生じはじめていると考えられた。また、1穴当たりの生育数は、平均で2.7本となり当初の蒔き付け数4~5粒からすると3~4割減少している。施業区では、潮風害による影響を強く受け、枯損が発生するなど樹高成長に与える影響が大きいと考えられた。生育数は施業区、無施業区とも変化は無く、枯死や幹折れ等は生じていなかった。調査地は、離島で毎年のように台風の襲来をうける等生育環境は厳しい箇所である。現在、施工後、数年程度しか経過していないことから、施業効果を確かめるためには、今後も継続して調査を実施する必要がある。
- 沖縄県森林資源研究センターの論文
- 2005-00-00
著者
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