アオガンピの苗木生産技術
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概要
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ジンチョウゲ科のアオガンビは、奄美大島から八重山諸島、台湾(欄嶼島)、フィリピン(バタン島)に分布する高さ2mくらいになる常緑低木である。石灰岩地域の陽光地に生育し、耐乾対潮に強いことから、沖縄県道路緑化基本計画において将来的に使用される海岸タイプの添景種として選定されている。沖縄の道路緑化は、本土復帰後急速に進展してきたが、植物の特性および環境圧に対する認識が浅く、形姿不良や衰弱木が数多く見受けられる。また、同一規格の植栽木を大量に必要とするため、県内業者では対応しきれず、その大半を県外から導入してきた。これら植栽木のなかには、立地環境の違いから生育不良を呈し、必ずしも全てが造成当初の目的を果たしているとは言い難い現状にある。このため本研究では、沖縄の風土にあった緑化推進を図るため、街路樹や公園等の緑化木に適した県産未利用樹種の苗木生産技術を確立することを目的に実施した課題である。
- 2008-00-00
著者
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