バイオマス複合材料の射出成形技術の開発
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概要
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篩を用いて分級し竹の短繊維(以下竹繊維とする)と生分解性プラスチック(PBS:Poly butylene succinate)との射出成形複合材料について、竹繊維の大きさ及び竹繊維含有率が、衝撃強さ並びに吸水特性に与える影響を検討した。その結果、竹繊維の直径が180μmから500μmの範囲では、竹繊維含有率が増加するに伴い衝撃強さは向上したが、同75μm未満では竹繊維含有率の増加に伴い衝撃強さは低下した。また、竹繊維含有率の増加とともに吸水率が高くなる傾向が見られ、複合材料の表面には竹繊維に沿った表面割れが観察された。
- 香川県産業技術センターの論文
- 2010-06-00
香川県産業技術センター | 論文
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