平成20年度児島湖におけるコイヘルペスウイルス病サーベイランス
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概要
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本邦では、コイヘルペスウイルス(KHV)病は養殖マゴイで2003年に初めて確認されて以来、養殖と天然を問わずコイに大きな被害を与えてきた。本県においても'03年の児島湖及び養殖場の確認事例以降、毎年被害が報告されてきたが、コイの移動禁止や放流自粛等の措置がとられてきたためかKHV病による大量死が一度みられた天然水域で再び大量死が生じた報告は児島湖を含めて全国的にも見当たらない。このため、ウイルスの存在状況を明らかにするため、今回児島湖を対象にKHVのサーベイランスを行い、発症状況及びウイルスの保有状況を調査したので以下に報告する。
- 岡山県水産試験場の論文
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