イチゴ品種「とちおとめ」のカルス誘導および再分化条件
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
とちおとめ無菌培養植物の葉片を外植体として、カルス誘導および再分化条件を検討した。1/3MSを基本にショ糖30g/l、TDZ1.0mg/lおよび2、4-D0.1mg/lを添加した培地でカルス誘導を行い、MSを基本にショ糖30g/lおよびTDZ1.0mg/lを添加した培地での再分化誘導がそれぞれ最適条件であった。供試組織は、多芽体由来培養植物を植物生長調節物質の含まないMS培地で1ヶ月程度培養した個体の最上位葉および次葉の葉身が適していた。この葉片培養法により、年間を通して再分化個体を得ることが可能となった。葯培養法では、LSを基本にショ糖3g/l、BA2.0mg/lおよびNAA0.02mg/lを添加した培地で葯を培養することにより再分化個体が得られた。
- 栃木県農業試験場の論文
- 2009-02-00
著者
関連論文
- (142) DMI剤耐性イチゴうどんこ病菌の遺伝子診断法(平成19年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 四倍体ニラにおける単為発生性の遺伝様式
- RAPDマーカーを用いたニラ交雑個体の選抜技術の確立
- (148) Rhizoctonia solani菌糸融合第2-2群のプラスミド, pRS224のORF領域の推定 (日本植物病理大会)
- 微生物を利用した土壌病害の防除
- (110) Rhizoctonia solani菌糸融合2-2群のプラスミド, pRS224の相同RNAの解析 (日本植物病理大会)
- イチゴ品種「とちおとめ」のカルス誘導および再分化条件
- (58) 白紋羽病菌のRAPD解析
- RAPD法を用いた白紋羽病菌系統判別の試み
- 蛍光性Pseudomonasによるレタスの生育促進と病害防除
- (216) Pseudomonas属細菌による植物の生育抑制 (日本植物病理大会)
- Pseudomonas属細菌が産生する生育抑制物質
- (14) Rhizoctonia solani菌糸融合2-2群のプラスミド, pRS224と相同性を持つRNAの相同領域の推定 (東北部会)
- 微生物を利用した土壌病害の防除(環境と土壌微生物,シンポジウム)
- イチゴ品種「とちおとめ」のカルス誘導および再分化条件