SPFハマユウ豚生産普及確立試験
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概要
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SPF豚の作出、人工哺育、馴致及び肥育試験を実施し、以下の試験結果が得られた。1.SPF豚の作出及び人工哺育試験では、平成15年度から16年度にかけて延べ6頭からプライマリーSPF豚を作出し、摘出頭数は、それぞれ平均8.5頭と9.3頭であった。人工哺育の成績は、平成15年度が、育成率100%、4週齢時平均体重8.0±0.35g、4週齢までの一日増体重301±57.28gであり、平成16年度は、育成率86%、4週齢時平均体重8.2±1.10g、4週齢までの一日増体量261±112.16gであった。2.馴致試験では、通常のワクチネーション後にコンベンション豚舎へ移動する2~3週間前に補強ワクチンを接種して馴致したが、抗体の上昇は見られるもののいずれの試験区においても疾病の発症には至らなかった。3.肥育試験では、市販の飼料を用いて厚脂による格落ち対策を試みたが、通常の飼料体系と同等か悪い成績であった。しかし、中後期にTDN含量の低い飼料を給与することで、わずかではあるが背脂肪厚を抑えられた。
- 2006-12-00
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