<研究集会の記録>2008 POD Network/NCSPOD カンファレンスでの成果
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概要
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全米ファカルティ・デベロップメント担当者の高等教育による教授・学習支援に関する専門職的・組織的開発ネットワーク(The Professional and Organizationalpment Network in Higher Education, POD Network; and The National Council for Staff, Program and Organizational Development, NCSPOD)の2008 年次大会での成果を報告する。カンファレンス前日のPre-conference workshops では、新たにPOD Network/NCSPOD に参加した教員向けの内容も含めて豊富な内容が用意され、講師による解説とテーブルごとの参加者同士の討議とを繰り返しながらワークショップがすすめられる。3日間に及ぶカンファレンスは、基本的には1時間15分枠のセッションが多数、多岐にわたり設定されており、講師は自校での実践を紹介しつつ、参加者と討議しながら進められ、相互の情報交換を行う。POD Network/NCSPOD 年次大会の目的は、(1)教授・学習支援に関する開発法のあり方、(2)教育に関するポートフォリオの導入とその効果的な用い方、(3)授業改善への具体的な取組みや学生中心の授業展開、の3 点である。この成果に基づき、弘前大学が導入を目指すティーチング・ポートフォリオへの応用を提言する。
- 2009-03-31
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