小麦「ゆきちから」における開溝粒の発生が品質に及ぼす影響
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概要
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硬質小麦「ゆきちから」は子実の粗蛋白質含量が増加すると子実の粒溝が開き、形状が角張る傾向がある。このため、農産物検査でいわゆる「開溝未熟粒」と見なされることが多く、普及上の障害となっている。筆者らは先に東北各県から2カ年37点の「ゆきちから」を収集し、分析した結果、開溝程度が小さければ、製粉歩留や粉の品質には全く影響が見られないことを報告している。今回は同一圃場で栽培した試料を用いて、子実の粗蛋白質含量と開溝程度との関係および開溝程度と粉品質との関係を調べた。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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