作物情報測定装置による麦類の窒素吸収量の推定
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概要
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宮城県における麦類生産は、水田輪作による2年3作体系(水稲-麦類-大豆)がほとんどで、播種が水稲収穫後となるため適期播種が難しいという課題を抱えている。また、栽培特性上、天候の影響を受けやすいことも影響し、子実収量・品質は不安定で、年次変動や地域間格差が大きい現状にある。麦類において高位安定生産を目指すためには、播種期や気象条件によって生じる生育量の差を的確に把握し、それに応じた肥培管理を行うことが重要となるが、草丈や茎数等を調査する従来の手法では、広域的に生育量を把握することが労力的・時間的に困難である。そこで、水稲等の生育診断に利用されている「作物生育情報測定装置」の麦類生育診断への適応性について検討した。
- [東北農業試験研究協議会]の論文
- 2008-12-00
[東北農業試験研究協議会] | 論文
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