小学校における紙飛行機を題材とした授業づくりと実践
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概要
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子どもたちの理科離れ,ものづくり離れが指摘されている。本研究では,紙飛行機づくりを題材として,小学校の児童が技術や理科に興味を持つきっかけとなるような授業を考え,実践し評価した。紙飛行機づくりを題材とした授業実践は,これまでにも報告されているが,その内容は「作って飛ばす」のみのものや,「揚力の発生」を教える程度であったが。本実践では,「揚力の発生原理」だけではなく「飛行の安定性」も含めることにした。授業計画では「児童たち自身の気付きや発見の場の提供」,「教具・教材や実験を活用した原理の理解」,児童自身の手で作業する時間の提供」,「思考を踏まえて理論の具現化」および「科学や技術への興味・関心の喚起」の5項目を基本方針として,小学5年生を対象とした総合的な学習の時間の3時間扱いで指導案を作成した。また,本実践の評価においては,ポートフォリオの一部利用した「ふり返りプリント」,授業後アンケート,および授業中に撮影したビデオによる児童の観察を基に考察を行った。
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