佐久地域における炊飯米利用パンの開発
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概要
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長野県佐久市において,米の新規利用と地域活性化を目的とし,炊飯米を添加したごはんパンの開発と市民に対する食味等のアンケート調査を行い商品化の可能性を検討した。ごはんパンは味噌とプルーンの2つの味を開発した。その結果,食味ではどちらの味も「すごく美味しい」および「美味しい」の回答を合わせると80%以上と比ロ゚的高い完成度であったが,「すごく美味しい」の回答は30%以下で特産品とするには更なる改良の必要性が示唆された。購入意思では,購入したいという回答は80%以上と高い値で,普及の可能性が大きいことが明らかとなった。 In Saku city, Nagano prefecture, we developed the bread containing cooked rice and conducted the questionnaire survey and taste test to determine the marketability of this bread. As a result,more than 80% of responses to the taste test were“very delicious”or “delicious”,indicating that the bread is of good quality.However, less than 30% of responses were “very delicious”, suggesting that future improvement of the quality of the bread is required to develop it as a special product of the region.More than 80% of respondents indicated that they would buy it.This is a high positive response and shows the possibility of popularizing this bread.
- 2011-03-25
著者
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