育児中の母親の家庭内及び職場内における役割機能の変化と対処行動
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概要
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育児をしながら女性が働く困難さは,女性に与えられた伝統的な社会的役割と,その役割遂行と同時に就労という社会的役割を果たさなければならないことである。育児中の母親の家庭内及び職場内における役割機能の変化と対処行動について調査した結果,育児中の母親の家庭内及び職場内における役割変化があること,その変化に対処するために社会的サポートや家族サポート,あるいは職場からのサポートを受けていることが明らかになった。しかしながら,外からのさまざまなサポートのみならず,母親自身の自己概念や対人関係能力も重要な要素であること,外からの援助や配慮だけでなく母親自身の成熟と能力も重要であることが示唆された。
- 広島文化学園大学看護学部の論文
著者
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