肢体不自由養護学校における「かさだ」の訓練の変遷
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概要
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肢体不自由養護学校における子どもの「体」の訓練について、考察した。そもそも、肢体不自由児に、教育と訓練の必要性について、医者が主張した。そして、特に訓練は、長く医学的な影響を受けてきた。学校において、肢体不自由児の訓練に関して、その指導計画の作成も訓練においても、医療の制約や指示に強く縛られてきた。しかし、1971年から、訓練のために、新たに「養護・訓練」が設置された。「養護・訓練」では、指導計画の作成も訓練も、教師が行うべきことが義務づけられた。そして、必要があれば、医師を含む他の専門家に指導助言を求めても良いことが示された。時期を同じくして、医師以外の者でも訓練できる方法として、心理学者の成瀬が考案した動作訓練が全国的に広く受け入れられてきた。動作訓練では、「糸」→「努力」→「身体運動」といった動作のプロセスの中で、肢体不自由児の「努力」の仕方が適切でなく、結果的に、「意図」通りの「身体運動」が実現するような効果的な「努力」の仕方の訓練を行う。 努力の仕方とは、教育そのものであり、肢体不自由児の訓練として、動作訓練は広く受け入れられている。The history about trainings to the body in the schools for physically handicapped were investigated. Historically doctors proposed necessity both education andtraining about body for physically handicaped. Then medical science controlled about guidance and training, medical idea influenced long term on education training about physically handicaped. In 1971, introducwd YOGO-KUNREN (training and protection) as new curriculum in the school for for physically handicapped. In YOGO-KUNREN,teachers must make plants of training and practices training. If teachers suffered about training,can receive advices from doctor and another specialists. In recent years DOHSA-KUNREN (motor action training) introduced as training in area. Psychologist designed DOHSA-KUNREN and it have ideas following as, ITO (object) If SHINTAIUNDO do not sppearanced ITO, right training aiming at DORYOKU be carryed. The meaning DORYOK equal to sffort, DOSA-SUNREN were ntilized in educationterritory.
- 2008-12-25
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