大阪教育大学における動作訓練の実践
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概要
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大阪教育大学障害児教育学科の有志は、肢体不自由児を中心とする障害児に対する動作訓練キャンプは、昭和46(1971)年から平成3(1991)年までの間、年1回の6泊7日のキャンプを20年間続けた。20年間に305名のトレイニー(障害児)、348名のトレイナー(274名の大阪教育大学の学生と74名の現職教員)がこのキャンプに参加した。キャンプの後のアフターケアとして、月に2回、日曜日の昼から夕刻にかけて行った月例会は20年間で460回であった。実施したキャンプと月例会の実践は、参加したすべての脳性マヒ児やその他の障害児達に極めて有用な効果をもたらした。こういった実践の中で大阪において障害児の訓練が出来る人材を多く育成してきた。Volunteers of spetial Edukation course in Osaka Kyoiku University established Dosakunrenn (Motor-action trainingu) camp from 1971 to 1991. The numbers of camp were 20 times in 20 years. 305 children of physically handicaped children (trainee) and 348 trainer (274 students of Osaka Kyoiku University and 74 teachers of the school for handicaped children) perticipated the camp. After the camp, follow-up session twice a month enforceded in 20 years and total numbers of follow-up session were 460 tines. Camp and follow-up session made remarkable fruits on cerebrel palsied children and other handicapped children. These program educated many trainers dealing with handicapped children in Osaka.
- 2006-12-25
著者
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