奈良大学第2外国語履修生に対するアンケ-ト調査
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概要
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ここ十数年来クローズアップされていた、大学における0般教育制度の再編成、特に教養部の改組やその存続如何の問題が、1991年の大学設置基準改正によって新たな局面を迎えるにいたった。幾つかの大学ではすでに教養部を改組して新学部を設置したところもあるし、また目下計画が進行中のところもある。あるいはまた教養部を解体して既存の学部に併合する大学もある。いずれにせよ教養部の学部昇格か解体消滅か、そのいずれかが0般の趨勢と見受けられるが、中にはまだそのどちらにも決めかねている大学も少なくない。奈良大学も現在教養部の将来像を模索している最中であり、まだ確固たる改革に乗り出せる状況にはない。もとより改革には長い時間を要する。組織は自ら様々な問題や矛盾を内包しているのが常であり、それを一挙に解決するのは至難な業だからである。しかしさればと言って、ただ徒に洪手傍観している訳にも行かない。このままじり貧状態に陥るのを潔しとしなければ、敢えて改革を断行する外に道はないだろう。
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奈良大学 | 論文
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