夜半亭門下の月並句合
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概要
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夜半亭蕪村・几董には天明期に月並句合の催しがあったことは拙稿「夜半亭月並句合(一)」(『滋賀大國文』十八号)「同(二)」(『奈良大学紀要』九号)に述べたが、少し遅れて寛政期になると、几董の門生でありやがてはその別号春夜楼を相次いで継承することになる紫暁・呂蛤の二人にも同様の句合の催しがある。この稿では、管見に入った紫暁・呂蛤各撰になる月並句合の摺り物のあらましを紹介し、蕪村・几董と続いた夜半亭月並句合が紫暁・呂蛤へと流れて行くことによってどのような変質を遂げて行ったかを考えてみることにする。
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奈良大学 | 論文
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