五始の点業
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概要
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この稿で取り上げる五始は山口羅人門の俳人で浪花の産、中嶋氏名は雅英、鳥車園・自省翁・春要斎・甫羅庵の号を名乗り、京に門戸を構え宝暦から安永にかけて活躍をした宗匠の一人である。かつて注目されることのなかった俳人であるが、明和八年刊『誹譜家譜拾遺集』に「今時点業六十有余家」として囎山・太砥・蕪村などと共にその名が記録されているのを見てもわかるように、中興期の京俳壇を正確にとらえようとすれば当然無視することのできない人物である。その五始の点業については本年一月の京都俳文学研究会第三回例会の席で口頭発表の機会を得、機関誌『俳文学研究』第一号に要点のみを報告しておいたが、紙数の制約もあって十分に意を尽くさなかった。よって、その後目に触れた資料も加えここに詳説を試みる次第である。
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奈良大学 | 論文
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