英語に於ける名詞的表現の諸相-2-主として文章体に於ける場合のそれを中心にして
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概要
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普通には英語に於ける名詞的表現と云えば,例の無生物主語や抽象名詞主語,更には,擬人法(Personification)による,謂ゆる他動詞を用いた構文(この他動詞構文に用いられる主な他動詞としては, bring, drive, induce, lead, put, tell, cause, find, keep, 1eave, send, lay, compel, force, make, take, 等々がある)として知られる.「他動性表現」なるものがその代表的なものとして考えられ,この「他動性表現」なるものが,一般に簡潔で,引締った,力強い印象を与えることは,それらが先ず,大半は単文で書かれていることにあろう.つまり,この「他動性表現」はそれを欠く日本語的表現に(つまり和文ではその場合大抵は複文構造をとる)慣れ切った我々の耳目には,非常に新鮮で,スッキリとした表現法と映るのである.二,三の例に当ってみよう.
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奈良大学 | 論文
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