集落址理解への一試み--エスノア-ケオロジ-からの示唆
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概要
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発掘される遠き過去ancientの集落≠止の理解にむけて,考古学では様々な試みがされてきた.筆者も同様の主題をめざして論議を続けている(酒井1976, 1977, 1982A, 1982B, 1983).本稿では,いわゆるエスノアーケオロジー ethno-archaeology による集落調査の実例に学ぶことにより,いくつかの有効な示唆を得る.とりわけ,住居をはじめとする基本生活維持施設の配置や組み合わせに,それを形成する生活集団のいかなる実態が反映する例があるかを探索してみたい.なお,これは「集落班からみる人間の精神構造一行為観察のチェックポイント」(『歴史公論』82)と題する先稿の続編をなす.
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奈良大学 | 論文
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