学生相談におけるグル-プアプロ-チ--キャンパス・チェンジスの試み
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概要
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青年期とは、まさにこどもでもなく、おとなでもない境界状況であり、生理的にも心理的にも激動の時期である。こどもからおとなへの発達課題と思春期または青年期特有の心性が微妙な「こころ模様」を描き、われわれは彼らとどのような距離をとればよいのか戸惑い、苦労する。彼らは、自立と依存のあいだで揺れているので、おとなのなんでもない言葉や行動にも敏感に反応し、事実そのものを無視するのである。選択肢が多様化してアイデンティティの拡散が起こりやすい現代社会にあって、学生たちはおとなとこどもの境界にいきているのである。
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奈良大学 | 論文
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