デ-タ集録システムの製作とその応用例
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概要
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近年、社会科学・自然科学を問わずデータの集録にコンピュータ利用が一般化して、その自動化、効率化、省力化、標準化が急速に進歩して来た。その結果、データの集録とそのリアルタイム処理の方法にも変革が起きて来た。われわれは自動化、標準化を中心にしてハードウェアとソフトウェアの開発を試みた。ハードウェア面では、標準化の対策として、IEEE-488バスを積極的に取り入れ、データ集録の高速化に留意してシステム設計を行なった。また、ソフトウェア面では、エンジニアリング・ワーク・ステーション(EWS)でもっとも良く使われるOSであるUNIX(4.3BSD)を採用し、その下でのBASICプログラムを使い、メニュー方式により、システムの運転、データ処理、データ管理等を行って、初心者でも容易に利用出来るように配慮した。実用例として、製作したデータ集録システムに検出器(センサー)を付けて、小型電気炉の精密温度制御を行い、そのデータ解析を行い、電気炉の特性をリアルタイムで、プリンターとXYプロッタ上に出力させた。その結果、満足すべき結果が得られたので、本稿で、これらの詳細について報告する。
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