ポーランド欧州統合委員会評価レポート「ポーランドEU 加盟の4年間」 (要約とコメント前半)
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概要
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ポーランドの欧州統合委員会(Urz d Komitetu Integracji Europejskiej : UKIE)は2008年6月、145ページにおよぶ「ポーランドEU 加盟の4年間欧州連合加盟による社会・経済的利益とコストのバランスシート(2004年5月1日~2008年5月1日)」("4 lata cz onkostwa Polski w UE. Bilans korzysci i kosztów spo eczno−gospodarczych zwi zanych z cz onkostwem w Unii Europejskiej. 1 maja 2004 r.− 1 maja2008 r .")を発表した。ポーランドの欧州統合委員会は、毎年こうした評価レポートを発表している。しかし、今回のレポートが対象としている期間(2004年5月1日~2008年5月1日)には、失業率の大幅低下、労働移民の拡大、シェンゲン協定の適用など、ポーランドのEU 加盟を評価し今後の展望を考える上で重要な要素が含まれている。そこで、この評価レポートの内容を紹介しながら、ポイントを分析したい。
- 2008-09-10
著者
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- 翻訳 ミェチスワフ・W・ソハ,バルトゥウォミェイ・ロキツキ ポーランド東部国境地帯のユーロリージョン(3)
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- <翻訳>ミェチスワフ・W・ソハ,バルトゥウォミェイ・ロキツキ「ポーランド東部国境地帯のユーロリージョン(2)」
- <翻訳>ミェチスワフ・W・ソハ,バルトゥウォミェイ・ロキツキ 「ポーランド東部国境地帯のユーロリージョン(1)」
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