複数人病室に入院している患者の同室者への気遣いの特徴
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概要
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本研究は、複数人部屋に入院している患者の他者への気遣いの質について調べた。文献検討の結果、入院患者の他者への「気遣い」を、「自分の言動・習慣等が他者への迷惑・安寧の阻害・人権の侵害につながらないようにするための繊細な配慮である」と定義した。その結果、気遣いの質をみると「動作の自粛」、「睡眠妨害への配慮」、「共有の場での他者無視・回避」、「他者の意向確認」、「騒音生起防止への配慮」、「規則の尊重」、「無礼の回避」で成り立っていた。
- 2010-03-31
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