看護師国家試験の出題傾向と本学の成績の分析 国家試験成績と授業成績の関係
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概要
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本研究は、看護師国家試験(以下、国試と略す)問題を本学の教育課程の教科目(科目)にしたがって分類し、また、国家試験受験者である被調査者44名が国試で解答した答えからそれぞれの学科目別の正答率を算出し、それらと授業成績との関係を調べることを目的とした。その結果、専門基礎分野と専門分野の問題数と誤答数に正の相関があった。また、授業科目成績と国試問題の科目別の正答率との関係をみると、基礎看護学、老年看護学、母性看護学、小児看護学の4科目においては相関がみられた。成人看護学、精神看護学、在宅看護学の3科目において相関がみられなかった。また、必修問題と一般問題間、一般問題と状況設定問題間には相関がみられたが、必修問題と状況設定問題間には相関がみられなかった。
- 2009-08-30
著者
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