韓国人、日本人、および日本在住韓国人を対象とした色彩選好と思考スタイルとの関連性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this research, the relationship between color preference and thinking style and that between color preference and the cultural environment was examined. 71 residents in Seoul (the native Korean group), 70 residents in Tokyo (the native Japanese group), 70 long term residing Koreans in Tokyo (the Korean in Japan group) participated in the present research. All participants were selected from the generation of 30's to that of 50's. All of them worked for the enterprise and commercial services. The results are summarized as below. 1.There found no close relationship between coloi preference and thinking style, but the preference for black, gray and vivid tone was related with to hard F thinking style, that is to say, to those who take creativity as their thinking style (hard G), black and gray hues were preferred. 2.For the Korean group, soft B thinking style, inclination to judgment with subjectivity, was dominant, and for the Japanese group, hard R one, inclination to accumulation of information was dominant.On the other hand, Korean in Japan group took soft R thinking style, inclination to grasp of information. On the whole, most participants both in Korea and Japan, took strong T thinking style, inclination to fact and information, and few took G thinking style, inclination to idea and creativity. 3.Cultural environment was more strongly related to color preference than was nationality. The Korean group preferred vivid tones including vivid yellow, the Japanese group preferred cool colors like blue and green. The long term residing Koreans in Tokyo group preferred both vivid yellow and cool colors, the formed being a favorite color for the native Koreans and the latter being a favorite ones for the native Japanese. Their preference to black was low.
- 2010-03-30
著者
-
三星 宗雄
神奈川大学人間科学部
-
三星 宗雄
北大
-
三星 宗雄
北海道大学文学部行動科学科
-
横田 正夫
日本大学文理学部
-
三星 宗雄
神奈川大学外国語学部
-
三星 宗雄
北海道大学文学部
-
三星 宗雑
神奈川大 人間科学
-
三星 宗雄
北海道大学
-
横田 正夫
日本大学文理学部心理学科
関連論文
- 一般市民から見た沖縄の色-那覇市および近郊の市民からの聞き取り調査-
- 3S-1 言語から連想される色彩イメージ比較研究 : 韓国人、日本人、日本在住韓国人を対象に(3S 色彩イメージ,口頭発表,第41回全国大会要旨集)
- 韓国人、日本人、および日本在住韓国人を対象とした色彩選好と思考スタイルとの関連性
- イメージ上で飛来するバレーボールの回転方向の認知--反応時間による3種類のボールの評価
- 中国福建沿岸部の色彩と景観
- 中年期における回心・人形アニメーション作家川本喜八郎のチェコスロバキア滞在
- アサーティブ行動阻害の要因について : 対人恐怖心性からの検討
- 湯崎夫沙子の粘土アニメーションについての臨床心理学的考察
- アニメーションと食--「美味しんぼ」から
- アニメーター森康二の戦中・戦後を繋ぐ仕事
- 03-26-ダンス-08 反応時間を用いたカラーバレーボールの評価 : 誤反応の分析(03 体育心理学,一般研究発表)
- 反応時間を用いたカラーバレーボールの評価 : II : ボールの飛来速度の要因と誤反応の分析
- 反応時間を用いたカラーバレーボールの評価 : I : 知覚的要因による分析
- 035T60118 飛来するバレーボールの回転方向の認知 : 反応時間によるカラーボールの比較(03.体育心理学,一般研究発表)
- 8)視覚系における時間加重と反対色システム(視覚情報研究会(第71回))
- 視覚系における時間加重と反対色システム
- 037 E30107 バレーボールにおけるカラーボールの評価 : 回転方向の検出と反応時間
- 言語から連想される色彩イメージ比較研究 : 韓国人、日本人、日本在住韓国人を対象に
- 利き耳の分析(I) : 「電話の受話器をあてる耳」の調査
- 03心-3P-P13 イメージ上で飛来するカラーバレーボールの回転方向の認知 : 反応時間による測定(03.体育心理学,一般研究発表抄録)
- 人間の画像処理過程の動的解析 : 情報科学と心理学からのアプローチ
- 池田宏の「空飛ぶゆうれい船」についての臨床心理学的検討
- 韓国色彩事情
- 精神分裂病患者の描画特徴による予後予測の試み
- 画像による距離及び距離感の認知
- 精神分裂病患者の顔認識の反復プライミング
- 川本喜八郎の人形アニメーション「死者の書」
- 調和と美の間--ムーン&スペンサーの色彩調和論をめぐる2、3の問題
- ロンドンの色彩
- 妊娠期・産褥期・育児期の母親の不安について : 日本版STAIを用いた横断的研究
- 03-26-西体-22 イメージ上で飛来するバレーボールの視覚心理学的実験手法の開発 : ボールの回転方向の認知における反応時間測定ソフト(03.体育心理学,一般研究発表抄録,ひろしま発 ひとを育む体育・スポーツ)
- 03-26-西体-12 イメージ上で飛来するバレーボールの回転方向の認知(1) : 反応時間における公認ボールの差(03.体育心理学,一般研究発表抄録,ひろしま発 ひとを育む体育・スポーツ)
- 神奈川大学共同研究奨励助成研究グループ『世界の色の記号に関する実証的研究―自然・言語・文化の諸相―』活動報告
- 公衆トイレのアンソロポロジー
- 減色された画像の評価についての試み
- 外交官が見た日本外交(講演会要旨,活動報告)
- 出張報告 沖縄の色
- 沖縄の色
- MMPI尺度の再検査安定性
- 社会的逸脱行動のため解雇された従業員のパーソナリティ特性
- 332 流通産業従業員の心身についての訴えの検討(精神衛生,一般講演,第60回日本産業衛生学会・第42回日本産業医協議会)
- 644 新入社員の入社後における神経症的ならびに心身症的変化(精神衛生,一般講演,第59回日本産業衛生学会・第40回日本産業医協議会)
- 321 MMPIによる行動的不適応従業員の特徴(精神衛生,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- MMPIにおける職場不適応の特徴 : I.心理的職場不適応について
- 母性意識・対児感情による出産時体験の予測
- PF314 精神分裂病患者の表情表現
- 精神分裂病患者の家における感情体験
- 415 空間に配置された対象の心的回転に関する研究 : 第一報 imaginary lineについて(発達27,研究発表)
- 統合失調症患者の10年経過の臨床心理学的検討
- アニメーションにおける食表現の心理学的検討
- 今敏監督のアニメーション作品にみるこころの表現
- 青年期から成人期に到る時期における表現テーマの変遷:今敏の場合
- 苦と悟りのアニメーション作家・川本喜八郎
- 日本と外国のアニメーション・キャラクターにおける特徴比較
- ザ・シンプソンズと心の問題
- 中年期と創造性--宮崎駿の「美女と野獣」
- 大学生におけるアニメ-ション・キャラクタ-の選好要因の検討
- アニメ-ションにおける誇張された顔の検討
- アニメ-ションにおける悪玉の顔の検討
- アニメ-ション作品のカラ-化の効果についての心理学的検討
- 青年期女子の母性イメージの特徴
- 7)Temporal sensitization : 方法・結果・スペクトル飽和度(視覚情報研究会(第71回))
- Temporal sensitization : 方法・結果・スペクトル飽和度
- Mach bandsその見えと心理物理的測定
- ユニバーサルデザインはどこにある
- アニメ-ションにおける悪玉・善玉の顔のステレオタイプ
- カラーユニバーサルデザインの実現に向けて
- 色彩言語から連想される色彩イメージの交叉文化的研究--日本人・韓国人および日本在住韓国人を対象に
- 365 関係認知に関する実験心理学的研究(第6報) : 因果関係知覚の発達(3)(発達20,口頭発表)
- 364 関係認知に関する実験心理学的研究(第5報) : 因果関係知覚の発達(2)(発達20,口頭発表)
- 363 関係認知に関する実験心理学的研究第4報 : 因果関係知覚に付随する眼球運動(3)(発達20,口頭発表)
- 湯田豊先生のご停年退職 : ある時代の終わり
- Combinative Euchromatopsiaに於ける時間要因の検討 (第15回全国大会特集号)
- MONOCHROMATIC MACH BANDS (第12回全国大会特集号)
- Cancellation法による色対比の測定 : Viewing Timeの要因
- 対象物の位置と定位の変化の判断に関する研究(第1回研究発表会発表要旨)
- 視覚的欲求と視覚的快適性
- 色名の分布
- ランドスケープとアメニティ
- 風景の中の自販機
- 風景の理解
- 神奈川大学人文学会設立五〇周年と『人文研究』第一五〇号発行に立ち会って (〔神奈川大学〕人文学会設立五〇周年・『人文研究』第一五〇号発行記念号)
- 閉じ込められた色:緑--自然の色彩の測色デ-タおよび色名による分析
- アマゾン・メモ--色彩・環境・熱帯密林
- 渋谷重光先生インメモリ (故・渋谷重光教授追悼号)
- 遠感覚・近感覚再考
- 野球にみる横浜学(共同研究グループ)(2002年度人文学研究所活動報告)
- 『新色名事典』, (財)日本色彩研究所編, 日本色研事業株式会社, 2002年9月, 第5版(新購入主要文献解題,活動報告)
- アマゾンの色彩 : その測色学
- 「独立」それとも「相互作用」 : πメカニズムの忘れられた問題
- Kirschmannの第3法則とそれに関連する諸問題
- 日本における騒色公害の系譜とその解決
- ハイリスク児分娩と正常児分娩の母親の母性意識の違い
- アメリカ色彩事情 : デトロイト市周辺における公共の色彩
- 「鉄腕アトム」の臨床心理学
- 山村浩二の「マイブリッジの糸」についての心理学的検討
- 日韓の長編アニメーションの心理分析 : 「Green Days : 大切な日の夢」と「コクリコ坂から」
- 日本における騒色公害の系譜とその解決
- PF094 女子大学生における抑うつの対人モデルの検討(ポスター発表F,研究発表)
- アメリカ色彩事情 : デトロイト市周辺における公共の色彩