宮崎演習林の学術参考保護林と見本林（Ⅲ）

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概要

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• 九州大学農学部附属演習林宮崎演習林第６次森林管理計画書（2006～2015年）で設定とモニタリングが指定されている学術参考保護林と見本林のうち, シナノキ学術参考保護林, ヒコサンヒメシャラ・マンサク学術参考保護林, ヒメコマツ・アカマツ学術参考保護林, レンゲツツジ学術参考保護林を2008年度に設定した。レンゲツツジ学術参考保護林を除く３カ所の学術参考保護林で, 20m×20mの調査プロットにおいて環境省のモニタリングサイト1000に準拠した毎木調査を行った。その結果, 樹種数・個体数とも最も多かったヒメコマツ・アカマツ学術参考保護林では20種151個体が出現し, 樹種数・個体数の少なかったシナノキ学術参考保護林では11種45個体が生育していた。The sixth Shiiba Research Forest Management Plan (2006-2015 years) designated the conservation and monitoring of characteristic forests in Shiiba Research Forest. In 2008, we settled the Tilia japonica Preserved Forest, the Stewartia serrata and Hamamelis japonica Preserved Forest, the Pinus parviflora and Pinus densiflora Preserved Forest, and the Rhododendron japonicum Preserved Forest. In a 20 × 20 m plot on each of the forest, we measured the tree species compositions and the density. The largest numbers of tree species and the density (151 trees of 20 species) were observed in the Pinus parviflora and Pinus densiflora Preserved Forest. The smallest numbers of tree species and the density (45 trees of 11 species) were observed in the Tilia japonica Preserved Forest.

• 2010-03-25

著者

• 鍜治 清弘

  九州大学農学部附属演習林

• 鍜治 清弘

  九大 農 演習林

• 鍛治 清弘

  九州大学農学部附属演習林

• 壁村 勇二

  九大 農 演習林

• 鍛冶 清弘

  九州大学農学部附属演習林宮崎演習林

• 久保田 勝義

  九州大学農学部附属宮崎演習林

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