研究解説 : 熱量測定による固体表面の研究
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概要
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固体表面を研究するには表面官能基の化学反応性を利用する化学的方法とIR, ESRなど機器的方法とがある.近年,表面の現象をエネルギ的に解明する手段として熱測定が広く用いられるようになった.熱測定にはDTA,DSCなど動的測定のほか,エンタルピー変化を直接測定する比熱,混合熱,溶解熱測定などがあるが,表面を対象とする場合には後者に属する浸漬熱,吸着熱が主である.本稿では,浸漬熱についてその理論と応用例を紹介する.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyo,東京大学生産技術研究所 第4部 無機工業化学の論文
- 1971-09-01
著者
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