山田道郎著『証拠の森-刑事証拠法研究』
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概要
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刑事証拠法の研究を続けてこられた著者が、多年の思索と内外の資料収集をもとに、この問題領域に関する研究成果を、書肆成文堂より公刊された。本書『証拠の森―刑事証拠法研究』がそれであり、伝聞法則（第Ⅰ部）、自白法則（第Ⅱ部）および証拠調べ手続（第Ⅲ部）という3つのテーマについて著者の見解を提示している。本書の基礎をなすのは、これまでに著者が発表してきた数多くの論文であるが、第Ⅲ部には本書のために書き下ろした論文1本が含まれている。 1．本書は、第Ⅰ部「伝聞法則」、第Ⅱ部「自白法則」および第Ⅲ部「証拠調べ手続」の3部から構成されている。第1部は、「証人審問権と伝聞法則」（第1章）、「以前の一致供述による証明力の回復」（第2章）、「以前の一致供述の許容性」（第3章）および「取調べ官の公判廷証言の許容性」（第4章）からなる。
- 明治大学社会科学研究所の論文
- 2005-10-20
著者
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