大学情報の組織内共有と活用 -九州大学大学評価情報室の取組から-
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概要
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本稿の目的は、大学評価を通して個々の大学は情報をどのように共有化し、活用してきたのかという点に関し、九州大学大学評価情報室の取組を分析し、その到達点および今後の展望を明らかにすることにある。評価情報室では、大学評価への対応を契機に、教員の教育研究等に関する情報データベースの開発、そして組織情報としてのマネジメント情報の収集を行ってきた。これらの活動を通して収集されたデータや分析された情報を大学活動の改善や意思決定に有効に活用するためにも、情報の共有と立場を超えたコミュニケーションの促進によるデータニーズの明確化とそのための体制作りが必要である。The purpose of this article is to analyze what Institutional Research Office in Kyushu University has done from the viewpoint of how to share and make use of university information through university evaluation and then examine some characters and future challenges. Institutional Research Office in Kyushu University has conducted several works related to university information since university evaluation system began; developing database of information about faculties' educational activity and research, and collecting organizational information. In order to make effective use of collected and analyzed information for improvement and decision-making, it is necessary to share information, clarify needs of data by communication among faculty and staff, and establish the functional system for those works.
- 琉球大学大学評価センター,University Evaluation Centerの論文
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