「沖縄を読む」ことの意義について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は読解教材『沖縄を読む 中・上級編』の作成意図および使用方法について記述したものである。この教材は,沖縄の歴史にかかわりの深い14人の人物を紹介するとともに,現在の視点からその時代を検証している。学習者は設問に答えることで各自の個人的視点を述べ合い,議論することが求められる。そのような過程を通じて,沖縄の諸事情に対してより深い考察を行うとともに,沖縄で学ぶことの意義を再確認することが,この教材の狙いとなっている。This report makes a description of the intention to edit the textbook "OKINAWA WO YOMU for intermediate and advanced level" and how to use it. This textbook introduces 14 people who have deep concern with Okinawan history and looks over their period from the present point of view. Reading these brief biographies, students have to answer the questions to observe their own opinions and make discussion. The main target of this textbook is to understand various matters on Okinawa and reconfirm the value of learning at Okinawa.
著者
関連論文
- 現象を通して構造を学ぶ「日本事情」クラスの試み
- 「沖縄を読む」ことの意義について
- 漢字圏の学生にとっての漢字語彙習得
- 『半分のぼった黄色い太陽』(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ著)
- 定住外国人向けの教材開発について : ブラジル人労働者を対象に
- 講読を通じての異文化理解(その二)
- 講読を通じての異文化理解 (その一)