髄膜炎菌およびクラミジアによる急性尿道炎の1例
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概要
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16歳男。主訴は排尿痛, 尿道分泌物であった。7日前に女性パートナーと咽頭を介した性行為を行っていた。尿道分泌物塗抹染色ではグラム陰性双球菌を検出し, 尿中クラミジア・トラコマチス抗原が陽性であったことから, 当初は淋菌およびクラミジア・トラコマチス混合感染による尿道炎と診断したが, 尿道分泌物培養結果は髄膜炎菌B群であった。スペクチノマイシンおよびアジスロシン投与により21日後には自覚症状が改善し, 尿中クラミジア・トラコマチス抗原および尿培養検査も陰性となった。
- 泌尿器科紀要刊行会の論文
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