プログラミング実行環境「ますめ」の設計・実装と教育現場のPBLへの適用
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概要
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プログラミング初学者でも扱いやすいグラフィカル指向の環境と,テキストベースの実践的な環境の間のギャップを埋めるための新しいプログラミング実行環境「ますめ」を設計・実装した。「ますめ」は,グラフィカルオブジェクトを表示する「キャンバスエリア」と,表計算のセルが並ぶ「シートエリア」で構成される。「ますめ」の最大の特徴は,セルに直接プログラムを書けることと,ユーザの操作を詳細にロギングして再利用できることである。「ますめ」は高等学校等での継続的な活用を想定してデザインされており,新学習指導要領が実施される平成25年度から本格的にPBL環境として導入していく計画である。本稿では「ますめ」の現在の実装状況と,教育現場での実践計画について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-03-06
著者
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