超音波センサーを用いた4点杖の使用者のコンテキスト推定法の提案
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概要
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少子高齢化が進む日本社会では,高齢者に焦点を当てたマーケティングが活発に行われている.近年,研究が行われているコンテキスト・アウェア・サービスも高齢者に提供しなければならない.現時点でコンテキスト・アウェア・サービスを受けるためには,スマートフォンのようなデバイスを所持している必要があるが,高齢者の所有率はまだ高くない.高齢者がスマートフォンと同等に日々使用・持ち運びする道具に福祉器具がある.本研究では,福祉器具として広く普及している 4 点杖に注目し,底面に距離の測定が行える超音波センサーを取り付け,センサーの値から杖の状態を検知し,利用者の状態を推定する方法を考案・評価した.その結果,「歩く」,「階段を上る」,「階段を下りる」,「止まっている」,「杖が倒れている」 の 5 つの状態を超音波センサーのみで推定できることを示した.「歩く」,「階段を下りる」 を約 9 割,「階段を上る」 を約 8 割の正答率で推定することができた.
- 2014-05-22
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