キノクニキヌタゴケの〓歯のSEMによる観察
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概要
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The peristome teeth of Palisadula chrysophylla were observed by scanning electron microscope (SEM). The peristome was composed of sixteen exostome teeth (the Bryum-type). Each exostome tooth was found to be about 100μm long and about 40μm wide near the base. The exostome exhibited a palisade-like structure with bar-like thickenings on both outer and inner surfaces. No perforations were noticeable. On the ventral surface, bar-like thickenings along trabeculae and tooth borders were noted; these zones surrounded by thickenings looked like a membrane. On the dorsal surface, the median line was narrowly hollowed; there were bar-like thickenings on both sides of the median line and along the borders of the tooth; some trabeculae connected transversely bar-like thickenings along the median line and the border. In the cross-section view, the exostome teeth, were 0.7μm thick at the thinnest part. No endostome was recognized.
- 日本蘚苔類学会の論文
著者
-
有川 智己
Department Of Biology Keio University
-
田中 敦司
岡山理科大学大学院理学研究科
-
有川 智己
東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻
-
田中 敦司
株式会社建設環境研究所
-
西村 直樹
岡山理科大学大学院総合情報研究科
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